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ひきだし

トップページに掲載した過去の挨拶をしまっておきます

20230101
あけましておめでとうございます。

さて、今年はどんな年になるでしょうか。
良い年でありたいと心より願っています。
私は昭和25年(1950年)寅年生まれなので、2022年は「年男」でした。
しかし年男とはいえ、全体的にはあまり良い年だったとは思えなかったようです。
私的には血管系に不調があったり、公的にはコロナ禍ということもあり、経営も思わしくありません。
また休刊中だった「悠悠と。」の廃刊も決断しました。

そこで、「悠悠と。」誌面に20年間にわたって書き連ねたコラム「常緑樹」120編と、5年間にわたって書いた朝日新聞コラム「わたし色」110編をそれぞれ1冊の本にしました。

なんと表紙は「植田莫さん」と「徳丸滋さん」のお二人が快く協力してくださいました。

また巻頭を「小檜山博さん」が飾ってくださいました。

大物お三方が力を貸してくださるとはなんと幸せなことかと改めて喜んでいます。

読み返してみると、あああの時はこんなことを考えていたんだな、とか、こんなこともあったなあ、とか懐かしくも恥ずかしいような文章もあります。
それでも私の貴重な歴史です。
これしかないのが寂しいのですが……。
もし機会がございましたら、ぜひ手に取ってお読みいただきたいと思います。
申し訳ないありませんが、書店では扱っていないのでので直接メールかFAXでご連絡ください。
ということで2023年の年賀状もこの本のご紹介です。
もう手にしていただいた方にはしつこいな、とお叱りを受けるかもしれません。
そんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

20221111

なにか同じような数字が並んで少し気持ちよくないですか。

ということで、この日にしました。​何がって、新しい本の発行日です。

「悠悠と。」誌面にて、20年間にわたり、巻頭言という位置づけで「常緑樹」というコラムを書いてきました。隔月刊ですので、20年間で合計120編となります。
また5年前からはこの「悠悠と。」が100号を達成した折りに取材してくれた朝日新聞からの依頼で、道内版に「わたし色」というコラムを書いてきました。こちらは2週に一度で、数度の休載があり、1年に22編、5年合計110編となりました。
今回改めて読み返してみて、創刊の頃の青臭く進歩のない文章を恥ずかしく思うとともに、逆に「軸はずれていないな」と実感したりしました。

そこで、上記コラムをそれぞれ一冊の冊子にいたしました。
「悠悠と。」でお世話になった画家植田莫、徳丸滋の両氏に表紙画を、また北海道の作家小檜山博氏に巻頭の言葉をいただきました。
このような大物にお力を借りながらではありますが、資金的な事情もあり本としては余り豪華ではありません。
また、どちらかと言えばシニアを意識していますので、少しでも大きな文字にしようとしたところ、誌面の余白が小さくなり、びっしりと文字で埋まるという事態に陥ってしまいました。
この23~4年間の私の基本は「出会いを楽しむこと」だったように思います。
そこで、表題は「出会いこそ絶景」とし、それぞれを「悠悠と。常緑樹編」「朝日新聞 わたし色編」としました。
この「出会いこそ絶景」は、俳人永田耕衣がよく言っていた「出会いは絶景」という言葉から拝借しました。
小生の思いを最も的確に表しているように思います。

このコラム集をお読みいただくと小生のその時代時代に考えたり感じたりしてきたことのほとんどをお分かりいただけると思います。
 

もしよろしかったらご購入いただけませんか。
1冊をワンコインにしようと思っていましたので、書店には流していません。
税別450円程度の本は扱ってもらいにくいですから。
安くした分、恐縮ですが、送料をいただくことになりますことをお許し願います。
それぞれ1冊税込み500円、2冊セット、送料込み1,200円でお送りいたします。
お支払いは本の送付時に同封する郵便振替用紙か銀行振込にてお願いいたします。

72歳となってしまいましたが、いましばし、もがいてみようと思っています。

20221020
ぼおーっと生きていて、叱られてしまいました。

少しずつ、HPやFBを更新していくことにします。

何しろもう雪虫が飛んでいますもんね。

​仙厓義梵作 老人六歌仙

20220327
前回お知らせしたとおり、今回(110回)が最終回となります。

丸5年にわたり書き続けて参りましたが、時間のたつのは早いものです。

長い間お付き合いいただき感謝でいっぱいです。

面白いこと、面白い人、面白い出来事、ちょっとは役に立つこと、知っておいて損のないこと、失敗した経験などなどまだまだ書きたいことはあるのですが、ここで時間切れとなりました。
これからはこのホームページでぼちぼち書き連ねていくことにします。

最終回は「旅」について書きました。

ぜひお読みください。

​改めて、本当にありがとうございました。

20220313

2017年4月7日金曜日、朝日新聞朝刊の北海道面で「コラムわたし色」の連載が始まりました。

2020年4月4日からは土曜日に移動し、今年で丸5年になります。

2週に一度、年末年始や夏の高校野球の特別紙面など何回かの休載期間があるので、年間22回になります。

「ライフ・楽しむ」というコーナー、シニアを応援する内容を、というテーマが示されました。

スタート時は66歳、この5年間で自分自身が71歳、シニアの入り口から真っただ中に入ってしまったので、応援するというよりは応援される年齢になったことを痛感しています。

ということで今回が109回目、次回3月26日がいよいよ最後となる110回目です。

その直前ですが……ロシアのウクライナ侵攻が激しさを増し、東日本大震災発生から11年が経過し、コロナもまだ終息の気配を感じられないこのような時期に、プロ野球開幕の話とはなんと気楽な人間かとお思いでしょうが、書いてしまったのです。

お許しください、明るい話題が少ないですもんね。

どうかお付き合いください。

ところであなたはどのチームのファンですか?

20220301

それにしてもすごい雪です。

私の住む西区は元々雪の多いところですが、今年は過去最も多いように感じます。

その西区よりひどいところもあるようで、大変でしょうがお互い頑張りましょう。

特に2月は2日続きの大雪が2回もあり、JRが全面運休したぐいらいですから、誰もの想像をも超えていたということだと思います。

先日、雪庇が墜落して窓ガラスが割れてしまいました。

決して油断していたわけではないのですが、参りました。

少し気温が高めになってきたので落雪はもとより、轍の深い道も多く、泥はねにも注意したいものです。

すでに数多くの排雪場が満杯になったというニュースが聞こえてきますが、まだまだたくさんの雪が道路を狭めています。

このあと、気温の上昇と除廃雪が上手く進むよう祈るばかりです。

クルマのすれ違えない道路も多く、時間と心に余裕を持って、くれぐれも事故のないようにしたいと気を張っています。

朝日コラムわたし色に今年の雪のことを書いてみました。

そんなことは言われなくても知っているよ、とおっしゃらずにどうかお読みください。

20220207
昨年末、思ったより長い入院を経験しました。
あいにくのコロナ禍ということで家族の面会も禁止されるなか、不安と不自由を感じながらの入院生活です。

入院の経験というと、もう7年前になりますが、白内障の手術で入院を経験したことがあるだけです。
このときお世話になった病院は、手術前日に入院して検査を実施し、経過を見るため手術後も1泊することが基本でしたので、2泊3日、それが左右の2回です。
ということで2週間近くにも及ぶ長期の入院は全く初めてのことです。
あわせて全身麻酔というのも初めての経験です。


そんな入院生活の一部を恥ずかしながらコラムに書きました。
医療の現場の皆さんのご苦労は耳にしていましたので、こんな時期にその皆さんの手をわずらわせることになり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
何かのお役に立てるかどうかはわかりませんが、お読みいただければ幸いです。

20220124
日本各地でオミクロン株の猛威がとどまることがありません。
北海道もついに「まん延防止」の適用が決まりました。
これで日本中でほぼ三分の一が「まん延防止」の対象となることになりました。
いつまで続くぬかるみぞ、という感じですが、もう少し我慢を強いられそうです。
しかし基本は、マスクの着用、手洗い・うがいの励行、三密を避ける、無用な外出を控える、などこれまで通りの生活を送ることしかありません。
いましばし皆で落ち着いた行動をすることにしたいと思います。

年末年始、個人的な事情で不自由な暮らしを続けることになりましたが、懐かしかったり、親しくしていただく方からの年賀状に励まされました。
「年賀状は今年で最後」という方がいらっしゃったりするなどいろいろな動きもありましたが、そんな年賀状事情をコラムに書きました。
皆様の年賀状事情はいかがでしたか。

20220101

あけましておめでとうございます。

昨年はどちらかと言えばあまり良い年ではありませんでした。

このことは、2021年の私的今年の漢字に「転」を選んだことからも身に染みているところです。

しかしいつまでもへこんでばかりもいられません。

なんと「年男」だそうですが、もうひと踏ん張り、前を向いていこうと思っています。

​今年もどうぞよろしくお願いいたします。

20211226
いよいよ押し迫ってきました。
ついこの前まで暑かったのに、と思わなくもありません。
少しの間、娑婆の空気を感じることのできなところに行っていました。
しばらくぶりに復帰すると、足元はつるつるテカテカ、いつもの冬がありました。
例年以上に「転倒」に気をつけなければ、と心に誓っているところです。

前回も書きましたが、そんな中、「今年の漢字」が発表され、「金」が選ばれた、とのことです。
なんと4回目の栄誉だそうです。

それに対抗してお待たせしていた、私の「今年の漢字」を発表します。

その背景、意味については朝日コラムをお読みください。

実は以前(2000/12/21:38回目)にも、「私版今年の漢字」を発表したことがあります。
それは、「備」です。
「(前略)備えることの大切さを痛感した年です。
大きな地震があったので、災害に対する備えももちろんですが、この年になると、人生の最終コーナーというか、ゴールをどう迎えるかが直近の課題です。
会社経営の部分でも、どのように幕を引くか、その瞬間にどう備えるかをいつも考えています。」と書いています。
実は掲載の次の日、全農会長も私と同じ、「備」を選んだという記事を見たので、私の方が一日早かった、と嬉しかったこと覚えています。

朝日新聞のコラムわたし色は本年最後となりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

いお年をお迎えください。

風邪などひかれませんよう。

 

20211213

一気に冬がきました。
夏はとてつもなく暑かったし、雪も遅い、これも温暖化の影響でしょうか。

今年の漢字が、「金」に決まったと発表されました。
なんと4回目の登場だそうで、大人気ですね。
「金」字塔を打ち立てた方が多くいらっしゃったとか、東京オリンピックの「金」メダルラッシュのせいだと言われています。
しかし、コロナ禍に乗じた闇のお「金」の流れや、補助「金」や助成「金」のことも含まれているかもしれません。
「お金」にあまり縁のない身としてはちょっとピンときませんが皆様はいかが思われますか。
総理大臣はもちろん、今年の漢字も、一度出番のあったものは表舞台から消える方がよいように思っています。
私の今年の漢字はまだ決め切れていません。

コロナは少し落ち着いてきたかと思っていましたらまたオミクロン株とやらの新顔が登場、どうもすっきりしません。
そんな中にもかかわらず、突然の退去命令により事務所移転を余儀なくされるなど想定外の様々な出来事が起こり、落ち着きのないバタバタした一年だったように思います。
1950年生まれの寅年、年男、年が明け誕生日を迎えるとなんと72歳になってしまいますが、やはり年を取ったなあと思うことが増えた一年でした。

ちょっとしたニュースでは新しいノートパソコンを導入し、Dropboxを採用するなどこれを機会に武器を揃え環境を整えることができました。
この世界に大変詳しい仲間に全て導いてもらっており、ありがたい限りです。
この移転のどさくさの中で、ある電力会社との間でびっくりすることが起こりました。
12月11日付の朝日新聞コラムわたし色にて少し触れていますので、どうぞお読みください。

皆様も来年一年がどうか良い年でありますように。

20211128
北海道にやって来たころ、「ルンペンストーブ」という名を聞いてとても面白く感じたものです。そこで北海道のストーブの歴史について調べ、「悠悠と。」誌面で紹介したことがあります。
薪ストーブに始まり、ローランドストーブ、ユンケルストーブ、フクロク貯炭式ストーブ、カマダストーブ、アタリヤストーブ、センターストーブ、タコストーブ、ダルマストーブ、ルンペンストーブ……
いろんな名前のストーブがあって、燃料も薪、石炭以外に、コークス、泥炭、粉炭と多岐にわたり、とても興味深かったです。
「デレッキ」や「十能」、「ジョンパ」など同時に目にした言葉も面白いものでした。

今回の朝日新聞コラム「わたし色」は、JR北海道の車内誌10月号の小檜山博さんのエッセー人生讃歌「寒がり癖」を読んで、寒がりだった父と暑がりだった母のことを思い出しましたので、父のストーブのことを書きました。
ぜひお読みください。

20211114
仙厓義梵(せんがいぎぼん)というお坊さんをご存じですか。西の一休さんとも呼ばれる禅宗のお坊さんです。さらっと描く墨画がすばらしく、そこに書き加えられた言葉も実に面白い。以前東京の出光美術館で「老人六歌仙」に出会ったとき笑ってしまい、とても好きになりました。
和尚の元に絵を依頼に来る人が後を絶たないことを、「うらめしや わがかくれ家は雪隠か 来る人ごとに紙おいてゆく」と詠んだ狂歌を残しています。

また、 臨終の時を迎え、弟子たちが最期に何か一言を、と望んだとき、和尚は「まだ、死にとうない 」と言ったそうです。墨画に描かれる老人や子ども、動物たちもみな親しみのある愉快な様子が溢れていて楽しくなります。今でいう「ゆるキャラ」の元祖といっても良いような動物たちばかりです。
朝井まかてさんの小説「銀の猫」の中に老人が「老人六歌仙」を口ずさむシーンが出てきて久しぶりに思い出しました。

朝井さんは大阪のおばちゃんです。直木賞の「恋歌」をはじめ、「阿蘭陀西鶴」「花競べ」「すかたん」「ちゃんちゃら」などいずれの作品も面白く読ませてもらいましたが、この「銀の猫」も秀逸ですね。特に福祉介護の世界に生きる皆さんにはぜひ読んでいただきたい一冊です。
ところでなぜ「銀の猫」と「仙厓義梵」を思い出したかというと、先日転んじゃいました。その瞬間、なぜか仙厓義梵さんが描いた「老人六歌仙」が頭に浮かんだからです。詳しくは朝日新聞コラム「わたし色」の102回目に記しましたので、ぜひお読みください。

自虐的な内容ですが、転んだだけで済ませない、まさしく「転んでもただでは起きない」を地でいったテーマとなりました。
これから始まる雪の季節、皆様方もくれぐれも転ばないように。

と言っても、私が一番危なっかしいようですが……。

20211017

一気に肌寒くなってきました。

峠では雪の予報も出ているようですが、駆け足で冬がくるんでしょうね。

新しい拠点では親切な皆さんから雪かきの慣習など教えてもらっています。

どんな冬になるか、怖いようでもあり楽しみでもある、というところです。

今月末31日は選挙ですね。

棄権せずに投票に行きましょう。

あれやこれやいろいろ気が滅入ることが続きましたが、とても嬉しいニュースが飛び込んできました。

真鍋淑郎さんのノーベル物理学賞の受賞のニュースです。

同じ名字という以上に近しいものを感じています。

クンタ・キンテのルーツを思い出しながら、先祖のことを振り返ってみたいと思いました。

このことを今回のコラムに書きました。

昨日16日の土曜日、朝日新聞に「わたし色」101回目が掲載されました。

お読みいただければ幸いです。下の緑のボタンからどうぞ。

小三治さんが亡くなられたニュースも飛び込んできました。

大好きで、このコラムにも2回もご登場いただきましたが……残念です。

謹んで哀悼の意を表したいと思います。

20211004

単月表記のカレンダーがあと3枚になりました。何だか早いもんですね。

緊急事態宣言が解除されましたが、慌てて出かけようという気にはならないのですが、それだけ年を取ったということでしょうか。

突然のことですが、予定外に事務所を移転せざるを得なくなりました。

コロナ禍ということもあり、またいつになく猛暑の夏でしたので往生しましたが、新しい場所に無事移転しました。

同じ区内とは言え、これまであまりなじみのないところです。

コロナが落ち着いたら、これから探索して早くなじみたいと思っています。

近くにお風呂屋さんもあるので、いつか行ってみたいものです。

引っ越しが無事済んだ、とは言え、コピー機が移動中に壊れてしまい、メーカーには交換用の部品がないと言われ復旧不能、これには参りました。

今回のコラムが100回目となりました。

​好き勝手なことを書き連ねてきましたが、毎回何人かの方から感想が届くので少なくともその方々が読んでくださっていることを知り、うれしく思っています。

「100」に因んだ面白い話を、と思いましたが……

これからも耳をそばだて、目を見開き、アンテナを高くして日々を送ろうと思います。

くしくも、新しい首相は第100代だそうです。

​節目でもあり、この閉塞感が少しでも払拭されることを願ってやみません。

先日の10月日土曜日、朝日新聞コラム「わたし色」100回目が掲載されました。お読みいただければ幸いです。下の緑のボタンからどうぞ。

20210919

一気に空気が変わりましたので、冬の覚悟を少しは頭に入れなければと思っています。あっという間ですね。

秋です。いつも美味しいお米の手配をしてくださる知人に今年も頼みました。彼に聞くと今年は、芋、黒豆、小豆、なす、ズッキーニはすべてまったくダメ。その代わりブラックベリーだけ大豊作だったそうです。気温か雨の量が問題なのか詳しくはわかりませんが……お米は大丈夫だそうです。この手配を終えると冬を迎える心構えができるような気がしています。

今日は連休の中日、日曜というのに携帯に見知らぬフリーダイヤルの電話が入りました。うん?何か怪しい奴? とも思いましたが出てみると生命保険の勧誘です。もう71歳なので新規の加入は無理と思いますが、カタログを送りたいだけだというので、ちょうど手の空いた時間でもあり聞いてしまいました。役に立てるカタログを送りたいので少し時間をください、と言って病気の有無や入院の履歴などを聞きます。隠すことでもないので、あるがままを伝えるとお元気なんですね、とのこと。嬉しがらせてどうするの、と思いましたが、仕事とはいえ、この人たちも大変だなあと思ったものです。

今医療従事者の皆さんは大変なご苦労をされています。全く頭が下がります。

数年前に受けた白内障の手術の後、年に一度検査に行っていましたが、不要不急だろうと思いここ2年は受診を控えています。

そんなことを考えていると、友人の医師や看護師の同席した席で経験したことを思い出しました。お医者さんの友人がいてくれて感謝するばかりです。

先日の18日土曜日、朝日新聞コラム「わたし色」99回目が掲載されました。お読みいただければ幸いです。

20210908

ようやく朝夕の空気が変わったよう思えます。そうこうしているうちに「寒い寒い」と口に出るようになるんでしょうね。雪かきが辛くなってきましたが、この冬はどうなのでしょうか。適当なところで推移してくれると嬉しいのですが……

私はほぼ半世紀にわたり妻から「まなべさん」と呼ばれています。学生時代からの名残です。かつて東京で社宅に住んだことがあり、毎朝同僚と一緒に出社するのですが、何か忘れ物をした私を妻がベランダから「まなべさん」と大声で呼びました。同僚らは驚き、「本当に結婚しているのか」と尋ねました。子供たちも小さいころは「おかしいね。みんなまなべさんだよね」と不思議に思ったようです。

これはただ単に苗字に敬称をつけたのではなく、すでにニックネームになっていたのです。今さら「あなた」って呼ばれると悪いことが見つかったか、はたまた三下り半を突き付けられるかとビビッてしまうほどです。

そんなことこんなことを思い出しながら、「さん付け」か「呼び捨て」についていくつかの事例から考えてみました。

先日の4日土曜日、朝日新聞コラム「わたし色」98回目が掲載されました。

お読みいただければ幸いです。

20210808

それにして暑い日が続きますね。大阪生まれなので暑さには慣れているだろうと言われることがありますが、もう北海道で暮らす方が長く、夏に対する覚悟も不足気味なので、この暑さには参っています。

さて東京五輪2020のマラソンが当地で開催されました。東京でもなく、2020でもないので、違和感もありますが、昨日の気温や湿度は東京に匹敵していたそうで選手のみなさんはさぞ大変だったことと思います。服部選手は熱中症の重い症状とのこと、心配です。

それにしても大勢の観客がいましたね。交差点などではいかにも「密」だったように見えました。北海道人はあの暑さの中長時間の立ち見は無理なので、ほとんどは本州からの観光客ではないかという見方をする人もいます。

5月のテスト大会の後、コロナ感染の方が増えたので、今回も心配ですが、どうなりますか。

昨日7日、朝日新聞コラム「わたし色」97回目が掲載されました。

お読みいただければ幸いです。

20210718

私は大阪生まれです。

北海道へ来た当初、道産子の皆さんの言動に驚いたことがあります。

寒くなると「ああ、寒い寒い」と言ってすぐストーブをつけ、部屋が温まると「暑い暑い」と言って火を消します。

「なんと我慢の足りない人たちか」と笑っていました。

しかし、今は全く同じようにしている自分に気付き、そんな自分に笑っています。

今日は暑かったですね。

ほんのつかの間なのでしょうが、冬が少し待ち遠しくなるほどでした。

黙っていても汗が額を流れていました。

そう、断捨離真っ最中なのです。

その様子は朝日新聞コラム「わたし色」96回目をどうぞお読みください。

20210704

プロ野球は好きなんです。

しかし、今シーズンひいきにしているチームはセ・パともに成績不良です。

セは「ドラゴンズ」、パは「ファイターズ」です。何年か前には毎年この2チームが優勝を争っていたような……夢のかなたです。

今年はもう(今年ももう)応援する気がほぼ消えかかってしまい、残念ですが、また来年に期待することにしました。

しかししかしですよ、それ以上にビックリすることが起こっています。

MLBの話題、そうです、大谷翔平選手の活躍です。

毎日とても心ウキウキさせてくれるので、非常にうれしいですね。

リアルでは見ることが難しいので、ネットで結果を知るだけですが、すごい選手ですね。これからも楽しみでなりません。

ドラゴンズの落合元監督が、「いいじゃん。両方やりたいって言ってるんだからやらせりゃ。誰も挑戦したことないんだからすごいことだ。俺も見たいよ」と言っていました。

「打者に絞ったほうが良い」「投手に専念すべき」なんて意見をよく聞きますが、彼が楽しそうである限り今のままでいいと思います。

いよいよワクチンが身近になってきました。

ちょっとおっちゃんたちの井戸端会議の様子を朝日コラム「わたし色」の95回目でお楽しみください。

20210620

先日ようやくワクチン接種券が届きました。

そこでかかりつけのクリニックに電話し、訪問の上、1回目7月中旬、2回目はその3週間後に予約を完了しました。

それだけでなんだか少し安心感を感じることができましたが、我ながらなんと単純なのでしょうか。

当初の予定通り早めにワクチン接種ができていれば、こんなに苦しむことなく日本中がもっと勢いがついたように思いますが。

過去の経験からワクチンというものにあまりなじまない国民性があるという見解も聞きますが、開発のスピードが抑えられたというのはまた別の事柄のようにも思います。

​街中に出かけるのもどうも気が進まず、引きこもって断捨離励行中です。

知り合いのイラストレーターと話していて、「やはりこの世界は『不要不急』と思われるのか、仕事が減って大変」とのことでしたので、何人かの画家や陶芸家に電話して、近況を聞いてみました。

そのことを「コラムわたし色」に書いています。

どうぞお読みください。

20210606

少しずつですが、私の周りにも、「ワクチンの1回目を打った」という方が出てきました。

75歳を過ぎたご高齢の方もそうですが、医師や歯科医師の方々もようやく1回目を終えたそうです

かかりつけ医のクリニックでも打ってくれるそうで、案内が届いたらまず、「電話をしてほしい、それで大規模センターと比べて早い方で打つのがいいだろう」と先生がおっしゃっていました。

くれぐれも重複して予約しないように、とのこと。

かかりつけ医ならカルテもあり、今の体の具合やどんな薬を処方しているかがわかるので、問診の手間が少なくなるからいいそうです。

それでも7月中過ぎ頃になるようです。

断捨離励行中。懐かしい記念誌が出てきました。

それを読みこんでしまいました。

そこで、今回の朝日新聞コラムわたし色は学生時代の思い出を書きました。

こんな時代のあったんですね。

嬉しいことも、辛いことも、また恥ずかしいこともありました。

今の学生諸君は大変でしょうが頑張ってほしいですね。​

20210522

75歳を過ぎた知人ご夫妻からワクチン接種の予約をした、と聞きました。

やっとです。

しかし、同じ時に受診した歯科の医師にお聞きしたら、こちらもようやく6月初めに受けることになった、とのことです。

医療従事者はもっと早いうちに摂取すると言っていた気がしましたが、なんとも不思議です。

ともあれ、少しずつではありますが、前に進んでいるので、もう少し待つことにしましょうか。

出口のないトンネルというのはありません。

もしあったらそれはトンネルではなく、ただの横穴です。

長いトンネルですが、出口があること、出口が見えること、こんなに待ち遠しいことはありません。

それにしても札幌を中心にして北海道は大変な状況になってきました。

いましばらく我慢するしかないですね。

どうかご自愛を。​

20210424

なかなか収まりませんね。

ワクチンもまだだし、この先どうなるのでしょうか。

誰しもが怖さ、息苦しさを覚えています。

ザ・スパイダースで活躍した井上堯之さん、GSブームが去った後も様々なシーンで活躍されました。

その彼が突然目の前に現れたことがあります。

嬉しかったですね。

ずうずうしく対談に出ていただき、コラムを書いていただき、さらには「悠悠と。」の創刊10周年記念の祝賀会でライブを披露していただきました。

そのあたりのいきさつなどは下にある朝日新聞コラムわたし色の91回に書きました。

2018年5月2日に亡くなられたので、もうすぐ命日です。

毎日、車の中で彼の歌声を聞いています。

味があります。

このような息苦しいとき、どんな言葉をかけてくれるのか、聴きたいと心から願いますが……

※ゴールデンウィークなどがあり、次回は少し間が空きます。

20210411

新年度が始まりました。どんな幕開けでしたか。

コロナは変異種が出てきたりしてまだまだ終息の気配が見えませんが、どうなるのでしょうか。

もちろんまだワクチン接種の案内は届きません。

朝日新聞に連載中の「コラムわたし色」は5年目を迎えました。

4月10日掲載のコラムがプチ節目の90回目となりました。

一年でほぼ22回になるのですが、この一年を振り返ると、その半数以上がコロナに関連した話題でした。

直接的な内容ではなくても少しどこかにコロナに関するものが含まれています。

ある読者から「ほかのページもコロナのことばかり。もう飽きた」という声が届きました。

自分でもちょっとそんなことを感じていたものですから、これからは原点に戻って、

・シニアの暮らしに役立つ内容

・元気に活躍する人や仕組みを紹介する

・懐かしい時代を振り返る

・とにかく明るく、元気になる、ときには笑えるもの

どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

20210328

早めに雪解けが進みました。

いよいよ春本番! といきたいところですが……

感染者数は下げ止まりとのこと。

そんな中で聖火のリレーが始まりました。

ワクチンの案内はまだ届きません。

4月に予定されていた各種のイベントや会合は「休止」「延期:時期未定」の案内が届いています。

ここはやはり我慢でしょう。

朝日新聞の「コラムわたし色」、今回はちょっと明るめ(?)の内容にしました。

​「何が明るいって?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、「コラムわたし色89回」をお読みください。

朝日新聞コラム「わたし色」、新年度も書かせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

20210314

3月11日午後2時46分、黙とうすることしかできませんでした。

まだまだご苦労の真っただ中の方がたくさんいらっしゃいます。

されにコロナ禍も終息の気配は見えず、気が滅入ることばかりですが、負けずに頑張っていただきたいですね。

当地は雪解けが近いのでそれだけが若干の救いです。

と言いながら巣ごもりももう終わりに近づいてきたように思います。

こんな時こそ先祖がいつ、なぜ、どのように北海道に渡ってきたのか、ちょっと思いをはせてみませんか。

最近では「ファミリーヒストリー」という呼び名も出てきましたが、ここはやはり「ルーツ」でしょう。

それに関することにつき朝日新聞「コラムわたし色88回」で触れていますので、ぜひお読みください。

朝日新聞コラム「わたし色」、新年度も書かせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

20210302

3月に入って大雪に見舞われています。

コロナだけでなく雪との戦いも辛いですが、こちらは間違いなくもうすぐ終わりを迎えるのは間違いなし、今しばらくの我慢です。

ワクチン接種の開始を首を長くして待っているところです。

医療に従事する皆様にはまたご苦労をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

あの東日本大震災から10年です。

「もう10年」なのか「まだ10年」か。

そのことにつき朝日新聞「コラムわたし色87回」で触れていますので、ぜひお読みください。

朝日新聞コラム「わたし色」、新年度も書かせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

20210206

なかなか収まりませんね。このとことこればっかりですが。

朝一番で懐かしい友人から電話をもらいました。

コロナに負けず、68歳にして博士号を取ったそうで、その頑張りは若いころの彼を思い出し、やはりなぁ、とうれしくなりました。

嬉しい話もありますが、こんな折りにもかかわらず、どうにも不心得な人もいて、気持ちがざわついています。

そのことにつき朝日新聞「コラムわたし色86回」で触れていますので、ぜひお読みください。

あなたの周りにはいませんか。

20210124

「コロナめ! オマエはひどい奴だ」

なかなか終息の気配が見えません。

不自由な日々を送っていらっしゃると思いますが、まだかかりそうです。

医療の現場の皆様のご苦労はいかばかりかと思うと、

私たちにできることは、「うつさない うつされない」生活を送ることです。

トンネルの出口は見えませんが、頑張りましょう。

そんな中、断捨離に取り掛かりましたが、なかなか難しいですね。

そのことにつき朝日新聞「コラムわたし色85回」で触れていますので、ぜひお読みください。

共感したという感想が早くも届きました。

20210101

あけましておめでとうございます。

​本年もどうぞよろしくお願いいたします。

​早く落ち着くことを祈るばかりです。

20201228 残すところ後わずかになりました。

コロナに見舞われ、明け暮れた一年でした。

いまだ終息の気配が見えませんが、我慢のしどころです。

今年の漢字は三密の「密」が選ばれました。

他の上位候補も「禍」「病」「滅」「菌」などマイナスイメージの漢字が並びました。

それはあまり気持ちがよくありませんので、私はあえて「夢」を選びました。

今年の様々な苦労が「夢」だったとなれば嬉しいし、​明るい新年を夢に見たいからです。

すぐ下の緑のボタンをクリックし、コラムをお読みください。

​落語「芝浜」も紹介しています。

どうかご自愛のうえ、佳い年をお迎えください。

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